Googleがまた新しい人口知能(AI)を発表しました。
今後、私たちの身の周りはコンピュータによる人口知能が拡大していくと予測されます。有名どころで言えば、AppleのSIRI等が挙げられますが、その能力も日に日に進化しています。
そして、この人工知能は次第に様々な分野に応用されていくことでしょう。そのことは我々人類にとって良い事なのかどうかは様々な議論が存在しますが、まだまだその結論は出ないでしょう。
では、今回Googleが発表した人口知能(AI)について調査していきたいと思います。
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Googleが人口知能(AI)をオープンソースにする理由
これには最も深い理由があります。
みなさんも一度考えてみて下さい。何か便利なソフトを開発したとしましょう。
その時あなたはそれを無料で公開しますか?
では、「する」と答える方、それには何かしらの自分にもメリットがあるからではないですか?全くメリットがないのに有益なソフトを無料で公開する人はほとんどいないと思います。
ましてやGoogleは利益を上げなければいけない企業です。
そこには大きな理由が後ろに存在しています。それはオープンソースにし誰もが扱えるサービスにすることによって膨大なデータを集めることが出来るからです。
例えば会話(メール)の中で
「明日の東京行きの飛行機取った?」と質問したとしましょう。
答えは様々存在しますよね?
「うん!もちろん予約したよ」
「ごめん。まだしてないね・・・」
「あっ、忘れてた!今から予約するね」
・・・等々
この会話(メール)の内容をAIに学ばせるのです。膨大なデータを元にコンピューターが適切な会話の返信を考え、導き出す訳です。
データが膨大にあればある程、AIは賢くなる訳です。
自動返信機能「Smart Reply」は既にものすごく賢い
2015年の11月に公開された「Smart Reply」をみなさんはご存知でしょうか?
残念ながらまだ日本語対応をされていないので知らない方も多いかもしれません。
この自動返信機能は非常に優れており、スパムメールと人間からのメールを見分けることが出来るんです。また、その他にも名前の通り自動返信が付いており、非常に現実的な回答を導き出してくれます。
そして3通りの候補を出し、その中から人間が選ぶようなシステムになっている。
AIにも苦手なことはある!?
このように優秀なAIだが苦手なこともあるんです。
「明日どこに行きたい?」という質問をしたところ
「さぁ」 や 「どこでもいいよ」
といったなんとも回答にならない回答をしてしまいます。まだAIにもどこがいいかを判断する程の能力は備わっていないようです。
今後は使用している人間の趣味や意向に近づくような回答が出来るように開発が進んでいくことだろう。
2016年夏に「Allo」「Duo」が発表される!!
「Allo」(メッセージアプリ)とは一体!?
このアプリどんなアプリか簡単にご説明しましょう。
先ほど、上記にある「Smart Reply」の機能を追加したアプリなのである。
ん?よく意味が分からないぞ?
って思った方、分かり易く答えると「LINE」のようなアプリということです。
LINEには自動返信機能なんてついていませんよね?簡単に言うとGoogleが提供する最先端の返信機能付きのLINEということです。
今、SNSの世界でGoogleはあまり大きなシェアを持っていません。そこで挽回するために開発されたアプリと言えるでしょう。果たして、「LINE」から「Allo」に変わる日はやってくるのでしょうか。
「Duo」(メッセージアプリ)とは一体!?
このアプリはGoogleの動画会話付きで会話が出来る新しいアプリなんです。
ただ、今のところ確認されている機能は掛かって来た電話の相手の動画を電話に出ずとも見ることが出来るということです。
つまり、彼女がご機嫌斜めの状態で電話してきているのが事前に分かっちゃう訳です。
これでは出なくなってしまう人もいるかもしれませんね!笑 でもそこはユーザーが使い方を判断すれば良いかと思います。
また、通信速度が遅い状態でも通話出来る機能をプラスしています。これはSkypeやFaceTimeをよく利用する人にとっては非常にありがたい機能ではないかと思います。
最後に、まだ発表はされていませんがGoogleお得意の画像認識ソフト等を導入した革新的な機能を付けてくれるともっと魅力が増すように私は感じます。
Googleが目標にしている未来
このように人類が開発技術はどんどん日々進化しています。少なくともGoogleはより多くのデータを蓄積し、そのデータを元に人類に役立つサービスを見いだそうとしていますよね。
いろんな人の考えを汲み取り、最適な回答をコンピュータが導き出す世界。
20年後には人類の知能に匹敵する時代がやってくると言われているくらいですから、恐ろしいような楽しみなような不思議な気持ちですよね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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