ジャワ島には長い間ジャングルにあり見つからなかった遺跡が存在します。
1000年以上も発見されることがなく土の中に埋まっていた遺跡です。まさにジャワ島の巨大ピラミッド型遺跡と言えるでしょう。
そんな不思議がいっぱいな遺跡について今回はどうやって簡単に行くかということにフォーカスして解説していきたいと思います。
では、まず最初に「ボロブドゥール遺跡」がどういうものであるか知らない人のために概要を解説していきたいと思います。
Contents
ボロブドゥール遺跡について
建設場所はどこ?
ジョグジャカルタから45キロ程離れ、車で1時間半程度のところに存在しています。地図を見ても分かる通り、ジャングルの中にある世界最大級の寺院です。
世界遺産の登録はされている?
周りにある「パオン寺院」、「ムンドゥ寺院」と共に「ボロブドゥール寺院遺跡群」としてユネスコ世界文化遺産に登録されている非常に価値のある寺院です。
サンジャヤ王家のパナンカラン王の指示でボロブドゥールの建造が始まった。西暦にして780年ごろとされており、完成は792年。その後増改築がされたとされている。
どうやって発見されたの?
1814年イギリス人のラッフルズによってたまたま発見されました。792年に完成してからかなり早い段階で土に埋もれたとされており、1000年以上も土の中に眠っていたとされている。
何故土の中に埋もれた?
土の中に埋もれた理由に関しては様々な説があるが、最も有名なのが、下記の二つの説。
- イスラム教徒による弾圧、破壊を恐れて土に埋めた
- 完成後数百年も経たない間に火山噴火に見舞われ灰に覆われた
この2つの説が有力とされているが真相は分からない。
しかし、よく考えると1.5万平米程ある非常に広大な敷地に建造してある寺院を人の手だけで見えなくなるまで土に埋めるのは非常に困難であると言える。
ピラミッドの作り方の騒ぎ以上のものではないでしょうか。
そういうことから「2.完成後数百年も経たない間に火山噴火に見舞われ灰に覆われた」の説が最も可能性の高いものであると言えるでしょう。
何のために製造された?
誰が建造したかは判明していますが、何のために建てたのかは分かっていません。また、いつ何が原因で滅びてしまったかも分かっていません。
有力なのは先ほども土に埋もれた理由について記載した通り、火山活動により滅亡してしまったのではないかという説が有力になっています。
寺院はどんな構造になっている?
このイラストのように非常に面白い構造をしています。
元々存在していた丘の上に盛土を行い、その上にピラミッドのように岩を積み上げていった構造になっています。
ピラミッドの場合は平らなの砂漠の上に建造しますから積み上げる労力としてはエジプトのピラミッドには勝てないでしょう。
しかし、エジプトのピラミッドと違うのは岩自体に加工が入っているということです。
非常に美しい建造物で見る者を魅了します。
その意味では非常に建造に時間が掛かったと言えるでしょう。
では、その魅力たっぷりなボロブドゥール遺跡に行くための最も簡単な行き方をいくつか紹介します。
ボロブドゥール遺跡の最も有効な行き方
バリ島へは観光で行かれる方は多くいると思うので、その旅行のプランに組み込むという方法です。バリ島から「ジョグジャカルタ」までは飛行機で行けます。大阪ー東京を日帰りで往復するような感覚でいけちゃうのです。
もちろんバリ島には用事なんてない!って方は日本から直接「ジョグジャカルタ空港」へ向かっても全然OKです。
とにもかくにもまず、「ジョグジャカルタ」まで行って下さい。
ジョグジャカルタからは路線バスかタクシー使ってボロブドゥールまで行くことになります。
バスとタクシーのどちらを使う?
「ジョグジャカルタ空港」からの金額で比べてみるとこんな感じです。
- バスの場合:トータル200円程
- タクシーの場合:トータル2000円程
難易度としては圧倒的にタクシーですね!物価が安いので四十数キロ走っても2000円くらいしかいかないのです。
旅の初心者には圧倒的にタクシーをオススメいたします。
バスの場合は「ギワンガンバスターミナル」と呼ばれる市内の南部に位置するバスターミナルから行くことになります。おおよそ1時間半程で到着します。
最後に一言
行き方をとっても簡潔に話すと、、、、
日本⇒ジョグジャカルタ空港⇒タクシー移動⇒ボロブドゥール遺跡
なんかややこしく書いてしまいすみません。結論、最も楽に早く行く方法は上記の方法に限ります。旅のベテランの方にとってはちょっと刺激が足りないかもしれないので、オススメはしませんが、一般的な旅行客には上記方法をオススメいたします。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
人気のコメント