エキノコックスの症状は？感染経路はキツネか？【画像あり】

　エキノコックスによるとみられる症状で、テナガザルが死んだ札幌市円山動物園で、5月9日、献花台が設置されました。

来園者：「人懐っこい感じ。寂しいね、本当に」

円山動物園で飼育されていたメスのテナガザルのグレコは、5月7日早朝に体調を崩し、8日朝、園内の動物病院で死にました。

北海道大学獣医学部などで解剖したところ、肝臓に異常が認められ、エキノコックスに感染した可能性があるということです。

今後、1週間程度で、死因の特定をする方針です。

円山動物園飼育展示課 山本秀明課長：「キツネ対策として、園をフェンスで囲っている。今回グレコは、エキノコックスと確定していない。客にうつるものではない。動物間でもうつる病気ではない」

人への感染の危険はないことから、円山動物園は通常通り営業を行い、献花台は5月23日まで設置されます。

出典：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170509-00000002-hokkaibunv-hok

エキノコックスはどんな病気！？

エキノコックス症は、獣の糞に混じっているエキノコックスの卵の経口感染によって、つまり、口から取り込むことによって、肝臓障害などを起こす病気です。多くの場合、肝臓に障害が出てますが、肺が冒されることもあるようです。

エキノコックスに対する恐怖のコメント！