スシローと元気寿司が統合！海外展開と規模拡大を狙う！評判は？

回転ずし最大手のスシローと、５位の元気寿司が経営統合する方針を固めた。元気寿司の親会社でコメ卸最大手の神明（神戸市）が、スシローを運営するスシローグローバルホールディングスの株式を取得して統合を主導する。売上高の単純合計は１８００億円を超え、海外展開と規模拡大による効率化を進める。２９日開く取締役会で決議する予定。

【回転ずし各社の直近の年度売上高】

神明は１０月にも、スシロー運営会社の株式の３割超を約４００億円で英投資ファンドなどから取得する。その後、元気寿司を加えた３社で資本業務提携を結び、統合時期などを詰める。持ち株会社方式を採用する見通しで、スシローと元気寿司のブランドを維持する案が有力だ。統合が実現すれば、業界２位のくら寿司（くらコーポレーション）をさらに引き離す。

回転ずしの国内市場は店舗数が増えて競争が激化しており、海外展開が課題となっている。業界で先駆けて海外出店を始めた元気寿司は、出店する３１９店の過半数の１６７店が海外にある。スシローは４８４店舗のほとんどが国内にあり、海外出店のノウハウを共有できる。国内の店舗網は、西日本を中心に全国で展開するスシローに対し、元気寿司は関東や北海道を中心に営業しており、仕入れ先の共通化などによる経費削減も期待できる。

神明は水産物や青果の卸会社を相次いで買収しており、コメ以外に事業領域を拡大している。

出典：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170929-00000022-mai-bus_all

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