弾道ミサイル破壊措置命令が公表しない理由について

取り急ぎ速報です。北朝鮮に対する破壊措置命令が発令されましたね!(非公式ですが・・

 

地上配備型迎撃ミサイルのパトリオット(PAC3)を同日夜に東京・市ケ谷駐屯地に配置するとの発表がありました。先ほど、2時間程前のお話です。またイージス艦の配備も行うとのことです。

 

北朝鮮では5月に党大会が行われていました。それに伴い、ミサイルを打ち上げする可能性が高かったため、3月から破壊措置命令が発令されていましたが、発射の危険性が低くなったとのことで取り下げになっていました。

 

しかし、ここに来て再度発令されました。

 

今までの発令回数は2009年から5回発令されており、今回で6回目の発令となります。

 

今回の発令はあくまでも非公式のものとなるようです。(ニュースではじゃんじゃん放映されていますが・・・)

 

破壊措置命令とは!?

 

日本に対し弾道ミサイル等の甚大な被害を想定される攻撃が予測される場合に発令される命令であり、防衛大臣が内閣総理大臣の承認の元発令されます。

 

例外として緊急の場合のみ、防衛大臣の独自の判断の元発令することが出来ます。

 

つまり、今まで3回のみ公表され、それ以外の破壊措置命令は公表されなかったことを考えると防衛大臣の独自の判断によるものだったということから緊急配備ということが想定されます。

 

予測不能の緊急事態が発生していることへの危機感を持つ必要があります。

 

破壊措置命令を公表しない理由について

 

基本的に公表されることは少なく、それには理由があり、公表することで北朝鮮に対し、自らの手の内をばらしてしまうことに繫がる恐れがあると考えられるからなのです。

 

しかし、新聞やニュース等で発令された可能性があると報道されると、日本中に発令しているという情報を流してしまうのとあまり変わらないように感じてしまいますよね。

 

それなら堂々と公表しても良いのでは?っと個人的には思います。

 

何故、事前に公表出来ないかという点については他の理由も存在します。

 

実際、今までの北朝鮮の動きはある程度事前に読むことが出来ていましたが、近年の北朝鮮は予測が出来ない動きを取ることが多く、緊急対応をしなければいけないケースが増えているため非公式になっていると考えられます。

 

今回の命令に関しても先々週の11日には一度解除されていたことを考えると予測の出来なかったことであると考えられます。

 

韓国の方でも警告を出しているようですので、今後の動向が非常に気になります。