4光年先に地球によく似た環境であると言われる惑星を発見したと英国クイーン・メアリー大学などが発表を行いました。
非常に興味深い発表であり、ほんとうに地球そっくりな環境である可能性が高いと言われています。
そこでふと疑問に思うのが4光年って言われても全然ピンっときません。光のスピードで4年掛かる距離な訳ですから、イメージがなかなかつきませんよね。
今回は具体的に4光年の距離の感覚を掴んでもらうのとプロキシマbとはどんな惑星なのか現在分かっているだけの情報を共有したいと思います。
4光年とはどのくらいの距離か!?
現在の技術で宇宙船をもし発射させたとのして掛かる時間は約3万年も掛かると言われている。いかに遠いかが容易に分かりますよね。
では、太陽と地球の距離をみなさんご存知ですか?
太陽⇔地球の距離は約1億4960万キロと言われています。では、この距離を光が進んだらどのくらいでいけるのでしょう。
1秒に30万キロ進むことが出来るので500秒くらいで到達出来るんです。
つまり60で割ってみると8分半程で太陽まで到着です。つまり、それほど早い光でさえ4年掛かるよ!っていう距離なんです。
しかし、これは宇宙の中ではかなり近い距離なんです。一般人の私たちからしたらとてつもない距離ですが、地球から何万光年離れた惑星もゴロゴロある中での4光年ですから、激近ですよ!!
じゃぁ、何かしら到達出来る方法はあるかどうかについて考えてみましょう。
プロキシマbを生で観測する方法は?
実際に観測する方法はすでに存在しています。人を乗せてたどり着くことは現在の技術ではありませんが、人さえ乗せずに観測器だけを送り込むことは可能なんです。
実際に宇宙物理学者(ホーキング博士ら)等が詳しくどのように観測するかを発表しています。
このサイトでも取り上げていましたので、その記事を参考にして見て下さい。
では、実際このホーキング博士の案を使えばどのくらいの時間で行けるのでしょう。
ざっと概算すると20年程で到達することが出来ます。
これって非常に夢のある話だと思いませんか?20年後に地球とそっくりな惑星の実態を確認することが出来るかもしれない訳です。
そこには地球人のような生命が存在しているのかもしれません。非常に夢のある話であると思います。
現在想定されるプロキシマbの姿
見た目はまさに地球です。
大きさ(質量)は地球の約1.3倍程度で岩質系の地表をしていると考えられます。これは地球と非常によく似ている条件と言えるでしょう。
また、我々の太陽と同じ役目を果たす「プロキシマ・ケンタウリ」との距離も程よく、地表に水が存在出来ると考えられているのです。
まとめ
如何でしょう?
今回の発表は非常に興味深い発表であり、未だ地球外で水の存在すら見つかったことがない訳ですから、水が存在することさえ掴むことが出来れば大きな発見になるでしょう。
今までは惑星を発見するということは非常に難しいことでした。惑星は光を発しないので、とても見つけ辛いのです。
しかし、2009年から稼働しているケプラー宇宙望遠鏡のおかげで数々の惑星が発見出来るようになっています。
今後も新たに地球型惑星が発見されていくことでしょう。
非常に楽しみに今後の経過を見守って行きたいと思います。
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