2018年1月、ある中堅コンビニチェーンが38年の歴史に幕を閉じることになる。
神奈川を中心にコンビニを展開するスリーエフは、今秋から1都3県で展開する348店のうち、281店を「ローソン・スリーエフ」ブランドに転換する。「スリーエフ」の単独ブランドは消滅し、残る65店は業績改善が見込めないと判断し閉店する。
ブランド転換は11月から始める。月50~60店を順次改装し、2018年春をメドに全店をローソン・スリーエフに切り替える。スリーエフの単独ブランドの営業は同年1月をもって終了する見通しだ。
「約35年、このブランドでやってきた。私の代でこういう決断をしたことは重く受け止めている。ローソン・スリーエフを成功させることで、支えてくれた方への恩返しができると思う」。4月中旬に開かれた会見の場で、スリーエフの山口浩志社長は神妙な面持ちでそう語った。
■大手チェーンとの格差は歴然
さかのぼること約1年前の2016年4月。スリーエフはローソンとの資本業務提携に踏み切った。背景にあったのは中堅コンビニが直面する厳しい競争環境だ。
今や国内のコンビニ店舗数のシェアは首位のセブン-イレブン、2位ファミリーマート、3位ローソンの大手3社で約9割を占める。一方、スリーエフやポプラ、ミニストップといった中堅コンビニチェーンは大手の攻勢を受けて苦戦が続いていた。
近年、セブン-イレブンの日販(1日当たり1店売上高)が65万円前後、ファミマとローソンが50万円台前半で推移してきたのに対し、スリーエフの日販は40万円前後にとどまっていた。商品や出店戦略など、さまざまな点においてチェーンの差は歴然としていた。
なぜローソンと組んだのか?大手チェーンとの格差は業績にも響いた。スリーエフは2014年度に3.5億円の営業赤字を計上。翌2015年度は8.8億円の赤字、そして直近の2016年度には16.9億円の赤字に陥るなど、年々赤字幅は拡大していった。2015年度末の決算短信からは、企業としての事業継続に黄信号が灯ったことを意味する「継続企業の前提に関する重要事象」が記載されるなど、同社の苦境はより鮮明となった。
その中で救いの手を差し伸べたのがローソンだった。もともとスリーエフは、商品の共同開発実績があるファミリーマートの傘下入りが業界内で有力視されていた。が、ローソンと手を組んだのは、スリーエフが主張する経営の独立性と看板を維持できるという側面が大きかった。
■単独ブランドでの業績回復は困難だった
両者が提携した際の柱は大きく2つあった。1つは商品の共同開発や共同仕入れによって、スリーエフブランドの店舗の業績改善を図ること。もう1つが共同でのブランド店の展開だ。
このうち後者については、昨年9月~11月にかけて千葉県のスリーエフ約90店を「ローソン・スリーエフ」へ転換。日販は転換前と比較すると12~15%上昇するなど一定の成果も出始めている。
ただ、この時点では「千葉以外の神奈川や東京の店舗については、ダブルブランド店にする方針ではなかった」(経営戦略室の長田智明次長)
千葉以外の店舗については提携のもう一つの柱である商品開発など共同の取り組みで、スリーエフブランドとしての回復を目指していた。ただ、長田次長は「2016年4月からローソンさんと提携して、さまざまな分野で一緒にできることをトライしてきたが、思った以上の効果が出ず、進捗スピードも上がらなかった」と振り返る。
前述のように、スリーエフと大手3社との日販の差はローソンとの提携後も一向に縮まっていない。最終的にスリーエフの単独ブランドでの業績回復は困難と判断し、全店をブランド転換するという決断に至ったというわけだ。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170520-00172621-toyo-bus_all
今後のコンビニはセブン、ローソン、ファミマに圧倒される・・・
2017/05/20 06:11
2017/05/20 06:16
いろいろなコンビニがあってもいいと思うのだが、コンビニ自体が飽和状態で難しいんだろうね。
スリーエフでいうと「もちぽにょ」が美味しいし、それぞれ独自のものがあってもいいのかと。
2017/05/20 06:35
個人的には好きなコンビニですが、ブランド力がなぁ(汗)
2017/05/20 06:39
2017/05/20 06:50
2017/05/20 06:59
まぁ、地場のスーパーもドラッグストアも大手とか商社の資本が入って独自色が消えていっているから仕方がないか。
2017/05/20 07:53
2017/05/20 08:21
2017/05/20 08:58
2017/05/20 09:07
2017/05/20 09:38
2017/05/20 09:39
どう計算しても2店舗分計算が合わない。
2017/05/20 09:42
2017/05/20 09:44
2017/05/20 09:45
2017/05/20 09:46
ローソンが店舗数を増やすために仕組んでたように見える。
2017/05/20 09:50
淘汰されるのは必然。
2017/05/20 09:53
2017/05/20 09:53
2017/05/20 09:54
2017/05/20 09:58
生き残りの為には仕方ないのかも知れないが、スリーエフの上層部は安易すぎるし甘すぎる。相手だって不採算店以外を容易に入手出来る事を第一目的に近づいているダケに過ぎない。
生き残りを掛けた業務提携???単に吸収されて消滅を狙った戦略だった!って事だけにに過ぎない。単に違法・不法ではない詐欺?
2017/05/20 10:01
ローソンは隣駅まで行かないとないから不便なんだよ
2017/05/20 10:02
2017/05/20 10:02
2017/05/20 10:04
2017/05/20 10:08
オーナーではないよね。ローソン・スリーエフの枠の中では、普通のローソンの出店ができない。複数店をやりたくても制限があるジレンマ。それでいてロイヤリティはローソンと同じ。単独一店舗だけでは、よほどの売上がないと食っていけない。そんな売上のあるスリーエフは数えるほどしかないのに。
ローソン・スリーエフの出店が増える可能性もない。自社の店舗開発は機能してないもの。
ブランドを残したいのは、会社が苦境の中でも蜜を吸い続ける一部の奴らが存在するから。オーナーの為ではないし、社員の為でもないし、当然顧客の為でもない。
滅ぶべきということだ。
2017/05/20 10:08
2017/05/20 10:08
あぶないあぶない
2017/05/20 10:18
2017/05/20 10:21
甘味やフライヤーではセブンより評価が勝っているにも関わらず日販で10万も差が出てしまうのは、店舗の人達の責任ではなく本社の責任。
スリーエフがローソンに吸収されても今のローソンの弁当では厳しいのは変わらない気がするが。
2017/05/20 10:25
2017/05/20 10:27
夏にでるマイルドスラッシュが大好きだったなぁ。
2017/05/20 10:34
店内調理が充実してるし、何よりコーヒーがいろいろ
選べるのが楽しい。 そしてボリュームがある。
日本大通りのグースはカフェ使いができる貴重なお店
2017/05/20 10:34
をよく食べてた。
2017/05/20 10:35
2017/05/20 10:36
2017/05/20 10:43
2017/05/20 10:43
2017/05/20 10:43
2017/05/20 10:44
ローソンに一番近い味
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