柴崎岳がヘタフェ移籍！テネリフェは契約延長ならず！年俸はいくら？

今夏にスペイン１部リーグに昇格するヘタフェは１７日、契約満了により同２部テネリフェを退団していた元日本代表ＭＦ柴崎岳（２５）を獲得したと発表した。契約期間は４年。テネリフェも契約延長を望んでいたが、柴崎は１部で戦うことになったクラブを新天地として選んだ。２１日に入団会見が行われる予定だ。

世界最高峰のリーグで力を試すときがきた。スペイン１部に昇格したヘタフェが、クラブの公式ホームページで日本人ＭＦの獲得を伝えた。

「日本代表のガク・シバサキは、今後４年にわたってチームの一員になります」

６月末で２部テネリフェとの半年契約が満了となった柴崎。セルタ、アラベス、マラガ、ベティスなどの１部クラブが興味を示す中、新天地に選んだのは古巣にとって“因縁の相手”だった。

ヘタフェは柴崎が出場した１部昇格プレーオフ決勝で敗れた相手だ。テネリフェが昇格すれば契約延長のオファーを受ける予定だったが、ホームアンドアウェーの２試合で連続アシストの活躍も実らず、チームは２戦合計２－３で敗退。しかし関係者によると「対戦して最も嫌な選手だった」との評価が柴崎の“個人昇格”につながったという。

１月のスペイン入り後は初の海外生活になじめず不安障害や胃腸炎と診断され、適応能力に疑問符も付いた。それでも合流から１カ月後にデビューすると、１２試合で１得点２アシスト。日本では主に守備的ＭＦでプレーしたが、得点に直接絡む働きが光った。

契約期間は４年。過去には元日本代表ＭＦ清武弘嗣（２７）がセビリアと同じ４年契約を結んだが、１年もたずＪ１Ｃ大阪に移籍。スペイン１部は日本選手には厳しいリーグとされるが、柴崎への期待は高い。

昨年１２月のクラブＷ杯決勝で、柴崎はＪ１鹿島の一員として欧州王者レアル・マドリード相手に２ゴール。スペイン紙マルカは「今度はヘタフェの選手としてレアルと対戦」と１部デビューに期待する。１年後のロシアＷ杯も見据える勝負のシーズンが始まる。

出典：https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170719-00000005-sanspo-socc

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