俳優、タレント、歌手、司会者と、マルチに活躍するウエンツ瑛士(31)。そのマルチさは私生活にも通じ、家庭菜園、おきゅう、漫画、野球観戦など多くの趣味を持つ。昨年新たに始めたのがタップダンス。「ふくらはぎの位置が上がった」というほどのめり込んでいる。
【写真】ビートたけしのサインが書かれたシューズを手入れするウエンツ瑛士
防音設備が施された都内のレッスンスタジオに、Tシャツに短パンのラフな練習着で入る。靴底に金属がついたタップシューズに履き替えて、短パンを脚の付け根までまくりあげた。スマートフォンでその日の気分に合わせて好きな曲を流せば、準備完了。一人の世界に入っていた。
右足、左足でカツン、カツン。脚をムチのようにしならせて、地面を踏み、足首を返す。「今日はどんな音が鳴るかな」と調子を見てから、ウオーミングアップとトレーニング。それを終えると、一心不乱に地面を踏む。覚えたステップを組み合わせて、汗だくになって自由に音を鳴らす。ふと時計を見ると、瞬く間に1時間が経過していた。
タップダンスを始めて約1年半。仕事でタップに挑戦する可能性があったからだった。その予定はなくなったが、今も週1回ほどスタジオに入る。「死ぬほど練習してできるようになったから、やめる理由がないんですよ。習慣ですね。駅のホームとか、横断歩道で立っていると地面を踏んじゃうんですよ。傘でゴルフのスイングをするおじさんと一緒。スタジオに入って踏める時は、ご褒美みたいなものかな」。
最初は毎日が特訓だった。レッスンと自主練習の繰り返し。スタジオに入れない時は、木の板を持って公園に行った。専用のタップボードではなく、ホームセンターで1000円で買った厚めで光沢のある板。初心者用の靴を履いて、板を相手にのめり込んだ。自宅マンションでもタオルの上に板を載せて練習。これはさすがにマズかった。「ポストに“音がうるさい”って手紙が入ってました。ごもっともなので、平謝りでした」。それぐらい、いつも触れていたかった。
基礎的なステップはマスターした。今は難易度の高い応用技を練習中だ。「自分の体からこんなに音が鳴るんだな」と感動して、それがまた次の音を生み出すきっかけになる。
時には“怒りのタップ”を踊る。ムシャクシャするとスタジオに向かう。「ブワーッと踏んで、メチャクチャ疲れて帰る。これでスッキリ。自分でイライラの音を作る作業が楽しいんですよ。やけ食いみたいなもので」。生活の中に欠かせないものになっている。
今履いているのは約4万円する高いタップシューズ。「これは本当に良いヤツで、革が軟らかくなると音も変わってくる。10年、20年履ける一生モノ」。半年ほど履いて、少し革もクタっとして味が出てきている。
靴の裏を見ると、直筆のサインがある。擦れて消えている部分もあるが、「北野武」「ビートたけし」とある。「買った時にお守りとして書いてもらったんです。“たけしさんのサインを踏むなよ”と周りに言われますけど、思い切り踏んでます」。
ビートたけし(70)は芸能界を代表するタップダンサー。若い頃から修業を積み、監督映画「座頭市」(03年)にはげたのタップダンスを取り入れた。可愛い後輩に向けた「サインが消えてなくなるほど練習しろよ」というメッセージだったのかもしれない。
テレビ局でたけしと一緒になると、楽屋に行って練習風景の動画を見てもらう。「これが踏めないんです」と言うと、たけしは「こうか?」とそのままの革靴でお手本を見せてくれる。「すっげえ踏めるんですよ。音が奇麗で、ちゃんと足首が返ってる。やっぱり体に染みついてるんだと思う。年を取ってもできるのはタップの良さ。たけしさんの哀愁漂うタップは、味があって最高ですよ」。大先輩から刺激を受けて、また練習に励む。
「たけしさんもそうだし、この靴も足の形や癖に合わせて調整してくれる人がいる。やっぱり恩返しをしたいじゃないですか。自分の気持ちだけじゃなくて、周りからも続ける理由を与えられると、自然と生活の一部になっていきますね」。
誰かに見せるために振り付けをして踊ったことがない。「やるなら作品の中で」と考えているからだ。いつなんどきでも、その機会が訪れた時に踊れるように練習を続けるだけ。楽屋のたけしのようになっていたい。
≪映画「禅と骨」公開中 日系米国人の僧侶熱演≫公開中の映画「禅と骨」(監督中村高寛)では、日系米国人の僧侶ヘンリ・ミトワ氏を演じた。ミトワ氏は1918年に横浜で生まれ、第2次大戦中は米国の強制収容所で過ごし、再来日後に京都・嵐山で僧侶になった人物。晩年には「映画を撮りたい」と強引に動きだすなど型破りな人生を送った。同じハーフの先人について「こういう方がいたから今の生きやすさがあると思う」と話し、「“なぜ日本人なのか”を考えさせられる。日本で生まれたからか、日本の血を引くからか、礼儀作法を知っているからなのか。いろんなことを感じられると思う」とPRした。
◆ウエンツ 瑛士(うえんつ・えいじ)1985年(昭60)10月8日、東京都生まれの31歳。ドイツ系米国人の父と日本人の母を持つ。4歳で芸能活動を開始し、NHK教育「天才てれびくん」などに出演。俳優のほか、小池徹平(31)とのデュオ「WaT」で活躍した。日本テレビ「火曜サプライズ」などに出演中。1メートル70、血液型O。
出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170905-00000082-spnannex-ent
ウエンツ瑛士の多趣味がすごいと話題に!
1時間前
チャレンジ精神は大事だと思う!
俺も何か始めようか
1時間前
趣味がたくさんあると人生楽しそうで良いと思います。
1時間前
ウエンツって空気を読むのが上手で、要領よく世渡りしているように見えて熱いところもありそうな感じ。結構好きだな。大島優子とのうわさもガセだったみたいね。
1時間前
「何でも器用にこなす」ってイメージだったけど、
「何でも本気で取り組む」だったんだな。
まっすぐな感じがいいね。
1時間前
タモリは、トランペットだったっけ。昔ドリカムと一緒に演奏したのが印象に残っている。
たけしも同様にひけらかさいってのが、また魅力。
54分前
170cmあるんだ
もっと小さいかと思った。。。
1時間前
北野たけしはタップ昔から上手ですよね。
ウエンツさんも頑張って下さいね
37分前
うまく言えないけど、ウエンツさんは陰と陽が
両方観られて、親近感おぼえます。器用なんだろうけど、陰で絶対努力してるタイプだと勝手に思ってます。火曜サプライズアポなしは、何となく観てた番組だったけど、彼の運びのうまさと笑顔を観るとなんだか和みます。毎週楽しみになり、そしてこれが終わると週も半ば迄来たとなんだか嬉しくなります。
いつかタップ披露してほしいです。
25分前
ウエンツ君は昔から「ハーフ」をメインの肩書きとして仕事してないから良いよね。もちろんそう言うくくりで仕事が来る時もあるけど、ハーフ抜きでも普通に仕事してたし。
今はただハーフってだけじゃもう芸能界じゃ残れないよ。ハーフなんか珍しくないし、やっぱりウエンツ君みたいに色々興味を持ってタレント業に活かせて行ける人が芸能界では残れるよね。
1時間前
家庭菜園!知らなかった、驚いた
5分前
天テレの最年長だった頃、回りから一斉にイジられても腐ることなく、上手に笑いを取ってたなあ。小学生とは思えないくらい、テレビを知ってるオトナだった。この人は今もそういった気配りがすごいと思うことがよくある。
39分前
新しいことをはじめることはいいこと
仕事の幅も広がっていいことしかない
54分前
たけしさんのタップダンスと、志村さんの三味線コラボは印象的。
5分前
好感もてるし色んな事に挑戦して凄なと思う。
けどイマイチどれも中途半端な感じがする。
36分前
ウェンツ頑張ってるよね。
よく事あるごとに「ハーフタレントの飽和」みたいなこと言われるけど…この人に関してはもうハーフタレントってフィルターで見てる人ほとんどいないんじゃないかな。
1時間前
タップはたけしの原点。
ウエンツがタップに夢中になって嬉しいだろうなあ。
45分前
タップダンスって、たけしさんは師匠の深見千三郎さんから、習っている芸人さんの原点であり、たけし軍団でも必須の芸事だと聞きます。
やっぱ、ウエンツくんだってタレントという違う面はあるけど、そういう憧れがあり、自分でタップダンスを習得したんだと思います。
いつかたけしさんウエンツくんとで、タップを踏むのをみたいですね。
11分前
ウエンツさんと綾瀬さんにはそれぞれ結婚して幸せになって欲しいです。
1時間前
ダンスとか習っていると普通に歩いているときも踊ってしまう一瞬がある
気づいて急に恥ずかしくなるけどな
31分前
昔たけしの座頭市見たときにタップダンスのシーンで鳥肌立つくらい感動した。ウエンツが頑張って、記事になって、感動が蘇る。ウエンツありがとう。
27分前
子役は長続きしないというけど、ウエンツはいい役者になったと思う。
39分前
入り込むタイプみたいだし、上達した時が楽しみ。是非、御披露目して欲しい。
ウエンツ君がやることで、もっとタップが身近に感じられそう。
31分前
この人はいつ見ても楽しそう。
頑張ってるね。
いろんな趣味を持つのはすごいこと。
見習おうっと!
1時間前
テレビでみていても嫌な気持ちにならずにみていられます。ウエンツさん、いいタレントさんだと思います。私は好きです。
20分前
30くらいでMCってあまりいないし見ててイヤミはないね。
54分前
ウェンツさんの本気をたけしさんも納得するぐらい努力しているんですね。素晴らしいです。
36分前
公共の場でやると周りからは変な目で見られるかも笑
まぁ頑張って
47分前
要領のいい人で器用なとこあるよね。
どこまで突き詰められるかちょっと見てみたい。
36分前
嫌味を感じないコメントで
テレビのチャンネルを変えないタレントの一人。
大手事務所の力で色々な大物と接触しながら
多彩なタレントになるんだろうな~
6分前
当たり前なんだけど、芸能人で強そうに見えて柔い奴、弱そうに見えて剛い奴いるよなー。ウエンツ、頑張ってるなとは思う。
31分前
それでも天テレ世代は、「将来の目標は山崎方正さんです!」的な発言を覚えてんよw
タレントだろうと噺家になろうと、同年代として永く活躍していって欲しいね。
22分前
「志村に憧れてます」と言ってたはずだが。
今度は「タケシに憧れてます」だと。
本人は世渡り上手のつもりだろうが、視聴者は騙されないぞ。
50分前
ホラン千秋と似てる。
51分前
知らなかった。屈指のタップダンサーなんて。
43分前
がんばれー
52分前
やっていて、楽しい。
そう思う部分がある時は、自分に合ってる時。
人から言われてやるモノでなく、自分から
やるモノだから、尚更かと。
道具に4万円。
高いものほど、製品の質は高いが、
やるだけなら、金額は関係ない。
16分前
かなり生き残るために、必死さを感じます。
1時間前
すごいな。
これからもますます伸びて行きそう。
18分前
迷走中なのかも知れない。
16分前
このダサい必死感がウエンツのいいところだよね
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