東京チカラめしが反転攻勢!味に関する評判・レビュー・口コミは?

東京チカラめしが反転攻勢

焼き牛丼専門店「東京チカラめし」が、不採算店の整理を終え、反転攻勢を開始した。一時は東京を中心に最大160店ほどにまで急成長したが、現在は全10店で営業するにとどまる。今回は東京チカラめしがかつてのように再成長できるかを検証していきたい。

●初の試みとなる「誕生祭」「プラチナカード」

6月7~10日の4日間、東京チカラめしは1号店である池袋西口店のオープン日にちなんだ「誕生祭」を初めて開催した。メニューが異なる半蔵門店を除く全9店で、通常450円(税込、以下同)の焼き牛丼(並)を、創業当時と同じ280円で提供した。

また、7月1日~8月15日まで、焼き牛丼が割引になるといった特典がつくプラチナカードを、1枚500円で発行して拡販につなげる。プラチナカードは1万5000枚限定で販売するが、誕生祭同様、同チェーンでは初の試みとなる。プラチナカードは関西の店舗では利用できず、有効期間は9月30日までだ。

プラチナカードには8つの特典があり、期間中は何度でも利用可能だ。丼・定食・カレーを注文した際、カードを提示すればそのうち1つの特典が無料で受けられる。8つの特典とは、「丼が無料でワンサイズアップ」「ちょこっと麻婆豆腐」「サラダ&玉子セット」「サラダ&キムチセット」「ちょこっとカレー」「ソフトドリンク1本」「唐揚げ2個」「トッピングチーズ」であり、いずれも無料だ。

●東京チカラめしが急成長した理由

東京チカラめしは2011年に誕生した。同年3月11日に東日本大震災が発生した際、三光マーケティングフーズ創業者の平林実氏(当時、社長)は、暗く沈む日本を元気づけるべく、居酒屋を軸とした事業から、日常食を提供する食堂に回帰することを決意した。

三光マーケティングフーズの歴史は1975年にスタートした。もともとは、JR神田駅(東京都)前のガード下で経営していた、牛丼とカレーを販売する小さな食堂だった。その原点であった牛丼を、同社は新しいコンセプトで提案した。資金ゼロ、経験ゼロでもオーナーになれるFC(フランチャイズチェーン)システムにより、若い人でも起業のチャンスがあって、自らの行動力次第でビジネスを大きくしていけるのだと伝え、急速に拡大していった。

東京チカラめしの焼き牛丼に使われている牛肉は、牛丼大手3社と同じ米国産のショートプレートだ。肉は焼いて食べるのが一番おいしいという確信のもと、こだわりを持って提供している。肉は大手3社より厚く、オーダーが入ってから焼くので、でき立てが提供できる。

肉に塗るタレと丼にかけるタレは違うもので、2種類を使い分けている。肉を焼く機械もメーカーとのコラボで開発された特注品だ。300度の温度で水蒸気を出しながら焼くスチーム方式になっており、ジューシーに焼けるのが特徴だ。

●人材育成が追い付かなかった

発売当初の焼き牛丼(並)は280円であり、当時では大手3社と比べて一番安かった。牛肉を焼くこだわりと、価格の安さがブレークした要因だった。

誕生から2年後の2013年頃には、店舗数が東京を中心に最大160店ほどにまで急成長。牛丼大手の吉野家、すき家、松屋の存在感がかすむような活躍を見せた結果、これら3社も焼き牛丼や焼肉定食メニューを発売して対抗した。

しかし、急成長のひずみが露呈するようになった。特に店長の人材育成が追い付かず、現場のオペレーションが混乱。商品、接客、クレンリネス(お店の清潔度)のレベルが低下して、売り上げに急ブレーキがかかった。

新しく定食メニューを開発して投入するなどテコ入れをはかったが、顧客減に歯止めがかからず一転して閉店ラッシュとなり、残念ながら今は店舗数がわずか10店にまで減っている。現在の店舗の分布は、東京都5店、千葉県3店、横浜市1店、大阪市1店。

しかし、残った店はしっかりと売り上げが取れる、リピーターをつかんだ優良店ばかりである。

●居酒屋の次に目を付けたのが「日常食」」

東京チカラめしが誕生したのは東日本大震災がきっかけであり、平林氏は当時「これからの外食は日常食」と確信していた。

それまでの三光マーケティングフーズは、居酒屋に新境地を開いたことで知られていた。同社が外食大手に発展するきっかけとなったのが、1998年から展開した「東方見聞録」のヒットだ。東方見聞録で個室居酒屋のブームを生み出し、手づくりの味を追求したプライベートダイニングという分野を創出した。

2000年より展開した豆富料理をメインとする「月の雫」は、類似店が続出するほどのヒットとなった。月の雫は映画やドラマにもなった「電車男」が、恋人の「エルメス」とのデートに使った店としても知られている。

これらの実績により、03年にはジャスダックに上場、04年には東証2部に昇格した。

09年より全品300円で提供する低価格均一料金「金の蔵jr.」の展開を開始。給料が右肩下がりの時代にマッチした居酒屋の形態として注目を集め、雰囲気重視から低価格・ローコストオペレーションへ大胆にビジネスモデルを転換した。居酒屋は今も同社の大きな収益源となっており、17年6月期の年商は134億3600万円にも上る。

このように同社は、時代を先取りして主力業態を変えてきた歴史があり、東京チカラめしの誕生は、居酒屋から日常食の焼き牛丼へと舵を切ったものだった。東方見聞録、月の雫の流れからは非日常の飲食空間を得意とする外食企業と見られていただけに、正反対の新方針を打ち出したことは飲食業界のみならず投資家にも大きなインパクトを与えた。

平林氏はイノベーションを起こして新しい市場を開拓するのを信条としていた。若い世代に酒離れが進行し、ワタミ、コロワイド、モンテローザなど居酒屋で発展してきた外食大手が、お酒がなくても売り上げが取れるレストラン業態を懸命に強化している現状を見ると、日常食に一気にシフトした着眼点の鋭さに、改めて気付かされる。

ただし、体制が整わないうちに店舗拡大を急ぎ過ぎ、退却を余儀なくされてしまった。平林氏は時代より先に進み過ぎていた。

●現在の東京チカラめしの戦略

新宿などに残された東京チカラめしの店舗を見てみると、お昼時にはお客が3~4回転しており、日々ウエイティング(客席がいっぱいで、顧客が席につくのを待っている状態)が出るほどにぎわっている。誕生祭では最大25人ほどが行列をつくり、顧客が途絶えないという成功をおさめ、健在ぶりを示した。

現在の焼き牛丼は当初より牛肉の量が約20%、ご飯の量も約15%増量されている。原材料価格高騰の影響を受けて焼き牛丼(並)は450円となっているが、中国の発展による牛肉需要の伸びが著しく、アメリカのショートプレートの他に牛丼に向いた食材もないことから、これ以上の値下げは難しい情勢だ。誕生祭の意義は、サイズアップした現在の焼き牛丼が、創業当時の280円で食べられたことにあった。

また、定食メニューのご飯大盛り無料は、初期の頃から実施しており、メニュー内容に変更を加えながら今日に至っている。特に4種の「唐揚げ定食」(600~650円)の人気が高く、売り上げの4分の1を占めるほどになっている。期間限定で「唐揚げ祭」と称して新たな4種(旨辛みそ味、チーズマヨ味、チリマヨ味、梅肉ソース味)も販売している。

唐揚げの味付けは、初めは工場で行っていたが、今は店で仕込むように変更されている。このように味の向上のため、メニュー改良を重ねており、17年11月には全面的にグランドメニューを変えた。

その他、焼いた牛肉と豚肉に加えて鶏そぼろも楽しめる「チカラ丼」(680円)、“本格派”と評価が高い「カレー」(380円~)にも固定ファンが付いている。焼き牛丼とカレーが同時に楽しめる「焼肉カレー」(680円~)も復刻された。

●来店する女性が徐々に増えている

顧客層は若者から中高年まで年齢を問わず男性が多いが、最近の変化としては、がっつり食べる女性が増えたこともあり、女性も徐々に来店するようになってきている。

このようなメニュー強化による業態のパワーアップに加えて、スタッフが育ってきた今が東京チカラめしにとって再建のチャンスだ。

同社は「やっと戦える体制が整った」と復活への意欲を見せている。その反撃の第一歩が、誕生祭とプラチナチケットである。プラチナチケットは、吉野家とはなまるうどんで利用できる期間限定のお得な「定期券」をほうふつとさせるが、どこまで支持が広がるか。

また、3種類のソースが選べる「ローストビーフ丼」(並盛)が、500円のワンコインで期間限定商品として復活している。好評につき再発売されたが、定番メニューに昇格するかどうかが注目される。

●ナショナルチェーン化できるかどうかのポイント

「クリスピー・クリーム・ドーナツ」「ドムドムハンバーガー」といった一世をふうびしたファストフードチェーンが18年になって相次いで復活ののろしを上げている。東京チカラめしが「人材」という最大の問題をクリアしたのならば、再成長に期待したい。

ただし現状は店舗が分散している。攻める地域を決めて集中出店できるかどうかが、ナショナルチェーン化のポイントとなるだろう。

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180703-00000010-zdn_mkt-bus_all

 

 東京チカラめしが反転攻勢で話題だが、みんなの意見は?

7時間前
一度ついた悪いイメージは簡単には払拭できないでしょうね。
かっぱ寿司なんかが、その典型ですよね。

名無しさん
4時間前
感謝祭やっていない店もあった
名無しさん
4時間前
働いていたが、ブラックしか見えなかった
名無しさん
3時間前
最近は行かないが、安かったころは牛丼よりは味がしっかりしてるから食べたくなる。
コンビニのロングセラーである焼肉弁当的な味だから売れる要素はもともとあった。
ただ、他にもある様に店舗が汚いとか接客良くないとかね、、、イメージ挽回すりゃ客着くとは思うが。
牛丼チェーンでも焼肉系あったが、盛り付けだけで終わる牛丼とは違うからオペが追いつかず辞めたっぽいけど。
名無しさん
4時間前
あくまでファーストフードって考えた場合で
お昼時に3〜4回転、最大25人待ち?
一見、繁盛してるように見えるけど
オペレーション効率が悪いとも考えられる
名無しさん
4時間前
あんまり美味しくないからいーやって感じ
名無しさん
2時間前
そもそも美味しくない。
それに尽きる。
名無しさん
2時間前
急降下したのは味がクドすぎたことが原因。
変わったのかな?
名無しさん
4時間前
もうなんでもありありメニュー!厳しそう。
名無しさん
3時間前
昔東京で働いてた時はよくアキバのチカラめしで唐揚げ定食食ってたわw最近遊びに行ったら謎のラーメン屋に変わってて残念だったw
名無しさん
8時間前
どうかな?あの汚い店舗にいった人はもう行かないと思う。私も二度と行きたくないし。
あのベタベタ感が仕事中にはよれない
名無しさん
2時間前
最大160店あったのが今や10店舗とはね。
すごい減らしようだし運営会社自体も相当スリム、
小さくなったのでは。
名無しさん
4時間前
焼き牛丼は油っこいし
カレーは辛すぎるから
しばらく行ってなかったんだけど
出先で他にどこもなくて
仕方なく行った時に
唐揚げ定食食べたら結構うまかった
それ以降、ちょくちょく行ってる
名無しさん
4時間前
あの米の臭さと不味さ、ヌルヌルした床はトラウマ級で、今更どうなる問題でもない
名無しさん
5時間前
結局牛丼御三家に潰されたんでしょう?最初に調子乗りすぎたんだろうな、一気に店舗増やしすぎて。
焼くにしても松屋みたいに鉄板で1枚1枚焼いてるならまだしも、あの変な機械で一気に焼いてて、何故400円以上するのと思えてしまう。
焼き牛丼を推すならそれなりのを出して欲しい。あんなん食うなら御三家行くよ。
名無しさん
4時間前
1度行って、味が濃すぎて合わなかった!
濃ければ良いものではない!
名無しさん
6時間前
1度も利用したことがない
名無しさん
6時間前
確かに新宿西口のだけはいつも人がたくさんいる。あの辺歩いてる人はゲームには金かけるけど、昼飯に金使いたくないって人ばかりだから。
名無しさん
4時間前
まだ、あったのか。
名無しさん
2時間前
安いけど肉がイマイチだった記憶
名無しさん
4時間前
創業当初は本当にうまかったのに肉と米の劣化が凄まじくて悲しかったなぁ。
450円?は高いと思うけど最初のクオリティが出せるなら500円でも通います。
名無しさん
3時間前
マスコミ対策を始めたのかな?
ITmediaの読者が顧客の層ですか??
名無しさん
3時間前
カウンターにあるレモンいり冷水が、ぬるくて気持ち悪くなった経験いらい行ってない。
水はこまめに入れ換えてほしい。
名無しさん
1時間前
一度食べに行ったら焼きの機械から火が出て火事になって大騒ぎになったことがあった。大量に貯まった脂に引火したらしい。オペレーションが全然出来ていなかったのにバイトだけでやらせていたのが原因かな。そして米が圧倒的に不味くて行かなくなったらあっという間に閉店ラッシュで見なくなった。よっぽど改善してないと行こうとは思わないね。
名無しさん
2時間前
そんな事より油ギトギトの店内、
無愛想な接客をなんとかしてくれ
ヘルシーメニューの導入も
名無しさん
2時間前
先日、千葉県にある某店舗を利用したけどかなり汚い店だったし味も値段も…リピートはないかなと思ったな
名無しさん
3時間前
お米の不味さは改善されたの?
大盛り無料は継続中とあるから変わってないんだろうな。
名無しさん
3時間前
店が不衛生でも、味が不味くても、創業時の値段に下げればまた客は戻るよ。
創業当時もコスパがいいから、流行っただけだよ。
名無しさん
2時間前
肉と飯の量アップ価格そのまま
デフレですね
名無しさん
4時間前
1号店は死ぬほどうまかったから別の店に入ったら、同じチェーン店と思えないほどまずくなっていた。それから行ってない。
1号店の最初の頃の味をそのまま維持できていれば、こんなことにはなってなかったと思う。自滅しただけ。
名無しさん
2時間前
一度しか行かなかったけど
美味かった。
この内容でこの値段でよくやってられるなと
正直思った。
しかしネットの評判は最悪で、ネットの
噂は所詮噂でしかないと思ったよ。
名無しさん
54分前
ジェットコースター的営業展開
下りきってまたカタカタと登り始めたってところだろうな
名無しさん
8時間前
流行ってた頃に何度か行きました。
味は好みが分かれるとは思いますが、とにかく店内がベタベタしてた記憶はあります。
あと、肉はともかく、お米がイマイチだったな。三大牛丼チェーンとそこに差が。
名無しさん
3時間前
三光の宣伝記事ですね
名無しさん
1時間前
人気の頃神田の店に入ったが、あの味ならもう行かないと思った
名無しさん
4時間前
最初は通ったなあ。途中からご飯を中国産だかにしてくそ不味くなって行くの止めた。
名無しさん
1時間前
日曜日の13時頃に新宿店の近くを通ったけどほとんど人がいなかった。
すき家に次いで濃いのでなかなか足は伸びない。
名無しさん
1時間前
松屋の隣に店舗ができたの見て頭おかしいと思った
半年も持たなかったけど
名無しさん
4時間前
前はグラスが全部汚くて水飲めなかった
名無しさん
4時間前
数年前ですが、ご飯が黄色くて臭かった。もう二度と行きません。