5月29日に北海道に住む男性(60歳)の方がニラと思って炒めて食べた植物がニラではなく、スイセンだったため31日の正午頃に死亡されたという事件が発生しました。
このように度々ニュースで騒がせているニラとスイセンの違いについて今回はお話したいと思います。
庭に美味しそうなニラが生えていると思って食べてみると実は違った!っといったケースが日本中で頻繁に発生していることからみなさんも本当に気をつけて下さい。
今回はそんな間違いが生まれないようにしっかりと違いについて解説していきたいと思います。
見た目を観察
出典:http://www.iga-younet.co.jp/
どうでしょうか?違いはお分かりになりますか?
プロですら間違える程、この二つは非常に似ているのが特徴で素人が見間違えるのもムリはありません。しかも近接して生える可能性があり、ニラの成長段階によっては見分けるのが非常の困難であると言えます。
実際にニラと間違って某スーパーが販売し、嘔吐下痢等の症状を引き起こした事例も存在するくらいなのです。
唯一少し違う箇所が、根元の太さが違うということです。
しかし、これは若干の違いなので、毎日ニラばかりを見ている人であれば気づけるかもしれませんが、何度も繰り返しますが素人には至難の技でしょう。
スイセンに含まれる毒とは!?
スイセンは「リコリン」という成分を含有する有毒植物であります。美くしい花を咲かせ、とても毒があるように見えません。美しいもの程、毒があるのかもしれません・・・・。
食べてしまうとどんな症状が出るのでしょう!?
食後すぐに下痢やおう吐などの症状を起こし、多量に摂取した場合、非常に重い症状が発生します。最悪の場合、今回の60歳の男性のように死に至る可能性もあるのです。
具体的にニラとスイセンを見分ける方法
本題に入ります。
実際にどのようにして見分けたら良いのでしょ?見た目がほとんど一緒であるなれば、残すは匂いです。
ニラにはみなさんよくご存知の独特の匂いが存在します。庭に生えているニラのようなものを発見し食べたいと思った場合はすみやかに匂いを嗅いだ上で食べて下さい。
庭に生えたものを食べない方が身のため
今回の事件も庭に生えてた美味しそうなニラがあったとのことで食べられたみたいです。庭に生えているものをむやみやたらに食べると悲惨な結果になる場合があることを覚えておいて下さい。
また、スイセンはニラに近接して生えるケースが頻繁にあるため、尚更危険であると再認識しておいて下さい。
みなさんもくれぐれも気をつけて下さいね!
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