楽天ジャパン・オープンシングルス2回戦にて錦織圭がまさかの棄権をしてしまった。
錦織がまさかまさかの棄権負けだった。現在、錦織は世界5位であり、第一シードだった。
開催場所は東京有明テニスの森公園で行われており、珍しい日本での戦いにも関わらず棄権で破れてしまったのは非常に残念なニュースだ。
試合は途中まで好調に進んでいた。ソウザ(ポルトガル出身)相手に、絶好調の滑り出しで3-0とリードしていた。
しかし、その後左臀部(でんぶ)の痛みで、第1セット4-3の時点で棄権した。
実は錦織圭は棄権が多い!
錦織がデビューしてからこれまでに何度も棄権をしてきている。
昔は今のように世界ランキングが高くなかったことからあまり注目されてこなかったが、実は何度も発生しているのだ。
実際にその事例は下記のグラフの通りだ。
年 | 大会名 | 試合 | 棄権 | 理由 |
2008年 | 全英オープン | 1回戦 | 途中棄権 | 腹筋痛 |
2012年 | バルセロナオープン | 準々決勝 | 途中棄権 | 腹筋痛 |
パリマスターズ | 3回戦 | 途中棄権 | 右足首痛 | |
2013年 | ブリスベン国際 | 準決勝 | 途中棄権 | 左ひざ |
2014年 | マイアミマスターズ | 準決勝 | 棄権 | 左股関節痛 |
マドリードマスターズ | 決勝 | 途中棄権 | ||
2015年 | ゲリーウェバーオープン | 準決勝 | 途中棄権 | 左ふくらはぎ痛 |
このようにみていくと毎年のように棄権が発生しているのが分かる。
頻繁に棄権してしまう理由
せっかくの大事な試合なのにどうして棄権するんだ!
と思っている方もいるかもしれませんが、テニスの選手は予想以上に疲労しています。
フルセットで戦えば3時間以上の戦いになることも多く、かなりの体力を消耗します。そして毎日のように戦いがあり、ましてや強い選手になれば勝ち上がっていく度に戦いが待っています。
錦織も世界5位ですからかなりの戦いの回数になります。
また、大会毎のスパンが非常に短く、1週間程度しか空いていないこともよくあります。
その間もトレーニングは続けている訳ですから、疲労が溜まるのもムリはありません。
今回は左臀部の痛みということですから間違いなく疲労からくる痛みでしょう。
本人も体力的には問題なく、痛みの問題だと述べている通り、身体を駆使しすぎることによる痛みが全身にきているのだと思います。
最後に
今回は優勝も狙えていただけに残念な結果となりましたが、グランドスラムではありませんからまだ良かったのかもしれません。
次回、また彼が優勝してくれる姿を楽しみに錦織選手の回復を祈りましょう。
Twitter上の反応
Kei。ケーーイ。錦織圭。
スイスインドア楽しみにしてたのに、、、。
また今年も出ないな。
まあ、身体が一番大切だから仕方ない。
次に期待!
お大事に。— yuki otsuka @schweiz (@1oo777oo1) October 5, 2016
あぁ…錦織圭くん、潤くんが観覧した初日はとても調子良かったのに 今日は痛みで途中棄権になってしまったのか…
— レイ (@kirakirareitoto) October 5, 2016
テニスの錦織圭選手、試合中に棄権か・・・ 長引かなければいいけど
— CYARACON (@CYARACON) October 5, 2016
テレビ東京で今日の深夜1時35分から今日の錦織圭の試合の録画放送があります。
解説はなんとあの松岡修造さんとなっています。
修造さんのテニス実況解説は選手目線での心の葛藤を分かりやすく伝えてくれるため、錦織が怪我でリタイアとなった今日の試合ではその心うちが分かるかもしれません。— やまたく (@ITF_T12) October 5, 2016
錦織圭危険かぁ 今回優勝可能性大やったのになぁ
ワウリンカ欠場やったし デルポトロも出てないし大チャンスやったのになぁ— yo (@IMTB21) October 5, 2016
錦織圭って何で途中棄権すんの?
— Hans Hoyer (@jg1chs) October 5, 2016
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